「消退出血」って何?生理やピルによる出血のメカニズムとは

ピルの服用を検討している方、または現在服用している方は、「消退出血」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか。
普段聞きなれない言葉なので、「どんなものか分からなくて不安・・・」という方も多いと思います。

そこで今回は、消退出血ってどんなもの?どんなときに起こるの?といった疑問にお答えしていきます!

消退出血とはどんなもの?

消退出血とは、2つの女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の減少(=消退)にともなって起こる出血のことをいいます。

生理は、エストロゲンとプロゲステロンといった女性ホルモンが減少することで発生する出血のことで、消退出血の一つです。

ピルと消退出血

それでは、低用量ピルやアフターピルなど、ピルを服用した際に起こる出血はどのようなものなのでしょうか。

低用量ピルによる消退出血

低用量ピルは、ホルモンの配合された錠剤(実薬)を21日間毎日服用し、その後7日間お薬の服用をストップ(休薬)、もしくは偽薬を服用します。

※休薬…ホルモンの入っているお薬の服用をストップすることを言います。
※偽薬…プラセボとも呼ばれ、ホルモンの成分が含まれていない錠剤のことを言います。飲み忘れ防止のために用意されています。

低用量ピルを飲んでいる場合、休薬期間や偽薬期間の開始から2日前後で出血が起こります。

ピルを飲むことで一定量の女性ホルモンを体内に補っていましたが、休薬期間に体内のホルモン量が一気に減るため出血します。ピルを服用して起こる出血も、生理と同様に消退出血です。

ピルを服用している際の出血は生理と同じように4~7日程度続きますが、生理よりも出血量が少なくなることが特徴です。

アフターピルによる消退出血

アフターピルの場合は服用後、3日〜3週間程度で出血が起こります。

アフターピルは、ピルの中でもお薬の中に含まれる女性ホルモンの量が多いため、お薬を飲むことで体内の女性ホルモン量を上げ、その女性ホルモンが減少するときに出血します。これも消退出血です。

出血する期間や量はアフターピルを服用した時期によって異なり、個人差もあります。消退出血が起これば、ひとまず妊娠は阻止できた可能性が高いと考えられますが、消退出血が起こらない方もいますし、消退出血ではなく不正出血である可能性もあります。

アフターピルを服用した数日後に出血が起こってもそれが消退出血であるとは限らないので、服用から3週間以上経過した時点で妊娠検査薬で検査をし、避妊ができているかどうかを確認しましょう。

まとめ

今回は消退出血についてお話しました。消退出血はあまり聞きなれない言葉ですが、正しく理解して、生理やピルと付き合っていきましょう。

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医師監修:小林克弥先生

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